さあ何をするか海外テニス留学?、長期縦走?、北海道一周?。
テニス留学は色々探したが適当なものが無かったし北海道一周は学生の頃やっている。
やっぱり長期縦走かな。
そこで静かな南アルプス縦走とした。
入山は畑薙側からで行動時間は8H以内のテント山行で計画し体調に併せ小屋を利用。
※実際のコース刻み
①静岡→畑薙ダム→畑薙大吊橋→ウソッコ沢小屋→横窪沢小屋
②横窪沢小屋→茶臼小屋→茶臼岳→上河内岳→聖平小屋
③聖平小屋→聖岳→兎岳→中森丸山→百聞洞山の家
④百聞洞山の家→赤石岳→荒川小屋
⑤荒川小屋→荒川前岳→高山裏避難小屋→小河内岳→小河内避難小屋
⑥小河内避難小屋→烏帽子岳→三伏峠小屋→塩見小屋
⑦塩見小屋→塩見岳→北荒川岳→熊ノ平小屋
⑧熊ノ平小屋→三峰岳→間ノ岳→北岳山荘→北岳→肩ノ小屋
⑨肩ノ小屋→小太郎山→白根御池小屋→広河原→北沢峠→仙流荘→高遠→伊那市駅
更に「楽しい縦走」にするための以下の工夫をした。
1)軽量化(出発時のザック重量は16kg台:水含まず、ただしデジイチの重量は含まず)
2)足のケア(まめの防止など)
3)食事計画(軽量化、燃料節約、カロリー)
4)登山靴ソール張替(グリップ力回復)
5)腰パッド(ザックの摺れ対策)
6)衛生面対策(水のいらないシャンプー、携帯ウォシュレット)
いざ南アルプス縦走へ
アプローチは名古屋から新幹線で静岡まで行き、そこからバスで畑薙ダムを目指す。両方ともネットで事前予約を入れた。
天候の加減で直前に入山日を2日遅らせたので「ぷらっとこだま」のキャンセル料30%が発生、「しずてつバス」は発生しなかった。
■2014.07.21(月) 名古屋発8:00のこだまで静岡駅まで1時間ちょいで到着、静岡駅前の登山バス乗り場⑧番を探す。既に10名程並んでいる、自家用車以外のアプローチは初めてでちょっとした旅行気分。
昼食は近くのコンビニで調達しバス停に並ぶ、9:50発のバスには21名が乗車、約3時間をかけ畑薙ダムまで。
初めて畑薙まで入った時は車で静岡IC経由だった、車でもかなりタイトな道だったことを覚えているが、そこを大型バスが向かう。
途中、2か所トイレ休憩で停車、2か所目の井川ダムで「静岡おでん」を食べる。
ここで18名が降車した。私はバス最終地の畑薙第一ダムまで向かいます、他に目的を同じにする2名がおり結局その方と仲良くなる。
13:15 畑薙第一ダム着。
ダム湖を舐めるように林道が奥に続いている。
こんな事が書いてあります。
南アルプス登山者へお願い
・山の遭難を防ぐために
- 登山届は提出しましたか→静岡県警と長野県警にネット提出
- 体調は完全ですか→快調です。
- 装備、食糧は万全ですか→ばっちり。
- 気象や地理を十分調べましたか→完璧です。
- 単独登山ではありませんか→これは・・・・
- 引き返す勇気がありますか→あります。
14:30 畑薙大吊橋、今回はこの吊橋から広河原の吊橋まで8泊9日で縦走。
ここは2度目で昨年のGWにこの橋から上河内岳まで行っている。
ヤレヤレ峠への登りを終えて右岸から左岸へと道が続きしばらくすると。
16:00 ウソッコ沢小屋(無人)に到着。天候が悪い場合はここで泊まり翌日に聖平まで行くことも計画に入っているが今日はその心配は不要。
ここまで下山者数名とすれ違うが時間から考えて茶臼小屋からの下山ですね。
バスで一緒だった関西方面2名グループがなかなか来ない。あとで分かったが途中でコースロスをしたようだった。
17:30 横窪沢小屋。
近くを沢が通り良いロケーションの場所に建っている。
ただ梅雨明け間近で湿気が多く大量の汗でウェアはぐっしょり。
近くの沢で日本手拭いで体を何度も拭く。
先行者は1張り1名で最終的には自分も入れて3張り4名となる。
この4名がすべて長期縦走者で必然的に仲良くなる、ただし平均年齢は約57才のロートルです。
テントを設営しながら缶ビールを2本飲む・・・脱水したからだにビールはまずかった。
夜半気持が悪くなる。
日頃のテニスやジムでは水分が足りているか分かるが、登山ではザックの重みで手がむくみ、気圧で顔がむくむので水分が足りてるか分かりにくい。
小屋番さんに「南アルプスまるごと体験のスタンプラリー」台紙をいただき、最初に横窪沢小屋のスタンプを押す。
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