北岳肩の小屋に来ただけ。<入山日>

2025/08/22

山登り


天気予報から2025.08.20-22で2泊3日で白峰三山縦走をチョイス。
前日8/19の21時頃自宅を出発奈良田登山者駐車場を目指す。
高速を降り早川町内を0時頃走る。角の立派なホンシュウジカが道路から脇に逃げた。
深夜の山間部のアプローチは過去に色々な動物と出会った。

暫く走ると集落の脇からホンシュウジカが3頭道路を横断。それを見ながら走ると4頭目が横切る、急ブレーキを踏むがコンと接触。鹿は何も無かったように通り過ぎていった。
左角のバンパーに擦った後が付いたがチョット擦ると簡単に消えた。
もう少しタイミングが遅いと・・・・ε-(´∀`*)ホッ

0:30頃、奈良田トンネルを過ぎ登山者用駐車場に到着。(所要時間4時間)
車を車中泊モードにして来ているのでそのまま4時間ほど仮眠に入る。

奈良田5:30発の広河原行に乗車。
隧道の多い林道を45分程で広河原着。
今回で4回目。

6:26 吊橋を渡り歩き始める。

8:34 白根御池小屋。ここで休憩。
ここは樋口 明雄(小説家)の南アルプス山岳救助隊K-9シリーズの救助隊が小説のなかでベースとしている場所です。
20分程休憩して歩き出す。
ここからは「草すべり」コース。
南アルプス大縦走時には下山路として通っている。

花が多いコース。
登山口から草すべりで出会った花達
これだけ花が多いのに興味を示す登山者を見かけない。

草すべりの花を愛でながら標高を上げる。
標高が2,700mになるど動悸、息切れでペースがダウン。
休憩しながらの登行となる。
雲が多いが甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山が見える。

雲が有る方が写真的には面白い。特に雲がうごめく甲斐駒ヶ岳は男前です。

喘ぎながらもようやく稜線に出た。
甲斐駒ヶ岳〜早川尾根〜鳳凰三山の稜線が美しい。
仙丈ケ岳も顔を出す。
しかし遠望は利かない。
ここからの北岳への稜線も美しい。
稜線に出てから肩の小屋までに出会った花達。(砂礫の花が多い)
私はタカネヒコダイやトウヤクリンドウが好きです。
お目当てのタカネマンテマは見つからない。
12:10 肩の小屋到着。
心拍数が上がると息切れが酷くなる。呼吸法を色々試すが効果が無い。
脈拍が上がろうとガンガン行けるのはもう無理なのか?
テント設営後に幕営の申込みをし到着食のカレーを注文。
ここは2度目で眺望が良いだけに風に注意が必要、その為ペグダウンと石の両方を利用。

過去に五竜山荘のテント場では悪天強風でテントの中にも石を並べた事がある。
今回は風は大丈夫そう。

テン場では山口から来た同年と静岡の元気な女性とで山話が始まる。
みなそれぞれの山登りを楽しんでいるようだ。

夕食はチキンラーメン+餅。山で米は・・・・。
そこで最近はトッピングとしてメインとして餅を使うことが多い。


北岳は花が多く登りがいもある山。また富士山の眺望も良い。
以前まとめた富士山の写真は↓


稜線からの風景。
太陽が西に消えるとテントに入り明日以降の計画を変更するか考える。
今回山酔いの対策をして望んだがその部分の対策は成功し山酔いにはなっていない。

しかし標高が上がると動悸・息切れが酷く発生し行動を止め収まるのに時間が要する。これは以前に無い症状で明日移行の行動で改善される感じはない。

と決断。明日下山する。

■所要時間
広河原登山口ー2時間8分ー白根御池小屋ー3時間16分ー肩ノ小屋


■山酔いのトリガー「脱水症」対策
・ザックショルダー部に取り付ける水筒ホルダーの利用。(水筒の取り出しやすさ)
・15分に一回のちょこちょこ給水。 

手持ちのザック全てに取付可能で今回に45Lザックで初めて試した。
日頃のテニスはゲーム中のコートチェンジの度に給水をしておるのでそのペースで山でも給水することにした。

>>>結果は良好。

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